高2 12月
のび太「・・・・・・・」ゴロゴロ
ドラえもん「のび太君、勉強しないの?」
のび太「ハハッ、MARCHは三ヶ月で受かるからまだ平気だよ」ゴロゴロ
ドラえもん「またそんな事言って・・・」
ドラえもん「いいかい、のび太君?」
ドラえもん「MARCHはそんなに甘くないよ」
ドラえもん「最近は私立も難化してるし、そのままだと日東駒専・・いや、大東亜帝国にも落ちるよ?」
のび太「うるさいなぁ・・・余裕だって」ゴロゴロ
僕は野比のび太
偏差値20の高校に通う高校生だ
中学までは落ちこぼれと笑われてたけど、高校に入ってからは天才扱いされていい気分だ
高校初めてのテスト
数学教師「今から数学のテストを返すぞ」
数学教師「今回は私のテストの解説を歴代最高がいる」
生徒達「・・・・・!!」ザワザワ
数学教師「65点、野比のび太君だ!!」
数学教師「おめでとう!」
のび太「僕・・・・・・?」
生徒達「すげー」ザワザワ
生徒達「天才だぞ」ザワザワ
のび太「えへへへへへ」
数学教師「平均点は32点だ」
数学教師「さて、解説を始める」
数学教師「今回は正負の数と文字式からの出題だったな」
生徒A「先生~難しかったです」
生徒B「こんなの解けるわけないです」
のび太「(これ中学でやった内容だよね・・・?)」
数学教師「もう一回丁寧に解説するからしっかり聞くんだぞ」
生徒C「野比君、後で教えてよ~」
生徒A「俺も俺も」
生徒D「野比君って天才だもんな!」
のび太「!!!!」
のび太「(こんな事言われるの初めてだよ・・・!!)」
のび太「もちろん!教えるよ」
国語教師「テストを返します」
国語教師「今回は漢字100問でしたね」
生徒A「難しかったよー」
生徒E「もっと簡単な問題にしてほしいわー」
国語教師「最高点は44点!野比君でした」
のび太「!!!!!!」
生徒A「また野比君か!」
生徒E「凄いな!!」
のび太「(もしかして僕って天才だった!?)」ニャニャ
国語教師「・・・・・・・」
二週間前・・・
国語教師「ふざけないでください!」
国語教師「生徒をなめてるのですか!?」
数学教師「国語教師さん・・・貴方はこの学校が初めてだから分からないとは思うのですが・・・」
社会教師「ここの生徒が貴方が思っている以上に馬鹿ですぞ?」
国語教師「高校のテストが漢字100問テストなんて馬鹿げてます!」
国語教師「他の科目のテストも何なんですか!」
国語教師「試験と全く同じ問題のプリントを対策プリントとして配るなんて・・・!!」
国語教師「みんな満点に決まってるでしょう!!」
理科教師「あまり生徒に期待しない方が良いですよ・・・究極の落ちこぼれが通う高校なんです」
国語教師「・・・・・・・」
現在
授業終了後
国語教師「・・・・・・」ハァ
社会教師「これでわかりましたな?」
社会教師「期待するだけ無駄なんですよ」
国語教師「・・・・・」
国語教師「私は諦めません」
社会教師「ほう・・・」
国語教師「全員を大学に進学させます」
国語教師「MARCHにも進学させます!」
社会教師「ハッハッハッ!!」
社会教師「大学・・・?マーチ・・・?笑わせるな」
社会教師「彼等など専門学校もお断りでしょうな!」
社会教師「ハッハッハッ!!」
社会教師「では、そろそろ私は行きますよ」
社会教師「ゴミに授業を教えにいきますので」
国語教師「笑うのも今のうちですよ・・・受からせますから」
社会教師「三年後が楽しみですねぇ」
放課後
国語教師「野比君、ちょっといいかな?」
のび太「何ですか?」
国語教師「君、大学目指す気はない?」
のび太「大学ですか・・・」
のび太「考えてみます」
国語教師「出来るだけ早く返事をお願いね」
のび太「(大学かぁ・・・僕、天才だからいけるかも!!)」
のび太「(取り合えずママ達に相談だな)」
晩ご飯
ええええええええええええええ
ええええええええええええええ
ええええええええええええええ
!!!!!!!!!!!!
ママ「の、の、の、の、のび太が・・・・!!」
ドラえもん「だ、だ、だ、大学に・・・・・」
パパ「い、い、い、行くだってぇぇぇぇぇ!!!」
のび太「うん」パクパク
パパ「ほ、ほ、本気なのか!?」
のび太「うん」パクパク
パパ「・・・分かった!」
パパ「のび太がそこまで本気なら俺達も協力しよう」
ドラえもん「そうだね、僕も協力するよ!」
ママ「私もよ!」
翌日
国語教師「どう、決めてくれた?」
のび太「はい!大学に行きます」
国語教師「よし、じゃあ早速決めていこうか!」
国語教師「まず、野比君は文系と理系どっちが良い?」
のび太「文系と理系・・・?」
のび太「文系と理系・・・?」
国語教師「経済や商学、文学や法律を学ぶなら文系」
国語教師「機械や化学、物理を学ぶなら理系ね」
のび太「うーーーーーん・・・」
のび太「(良く分かんないけど理系でいいかな)」
のび太「理系にします」
国語教師「分かったわ」
国語教師「次に私立大学か国立大学を選びます」
すみません
急用が入ったので続きは書けません
落としてください
普通なら全員marchに受かって
社会科「うぅ…私が間違ってた…」
生徒「先生!ありがとう!」
国語科「野比くん、ここまで行けたのも君がいたからだ」
野比「俺達の戦いはこれからだ!」
ってエンドになると思うけど
それはならないよね流石に
違和感なくて声に出して笑ったわ
国語教師「今から毎日10時間なんてやってたら身が持たないわよ。いい?一般に早稲田や慶応は6ヶ月、明治大学や中央大学などのMARCHと呼ばれる大学群には3ヶ月勉強すれば受かるといわれているの。だから今は友達と遊んだり、自分の好きなことに時間を費やしなさい。」
のび太「ほ、ほんとに!?じゃあ今から3年生になるまで思いっきり遊ぶぞーーー!」
そして2年の月日が流れ、のび太は3年生になった。
同級生「野比くん、大学いくって行ってたよね?やっぱり毎日勉強してるの?」
野比「大学なんて3ヶ月で受かるから。10月まで勉強しなくてもヘーキヘーキ」
同級生「す、すごい。さすが天才は違うんだね!」
のび太「そんなことより俺の彼女にならね?」
同級生「うっひょーーー学年トップの野比くんのカレシになれるなんて嬉しいいいい!!!」
のび太「んじゃ帰りにラブホでもよってくか」
同級生「ひゃっふううううううううう↑」
そうしてのび太は遊び呆け、ついに10月がやって来た。
国語教師「野比くん!!!大変よ!!」
のび太「どうしたんすかセンセー」
国語教師「あなたマーチ志望よね・・・?」
のび太「そ、そうですけど。どうしたんですか。尋常じゃない取り乱しようですけど。。」
国語教師「実は・・・非常に言いづらい話なんだけど・・・マーチは北朝鮮からのミサイルで全滅したわ・・・。だから明治大学も中央大学も無くなってしまった。あなたはマーチを受験できないのよ・・・!!!!」
のび太「なんだって!?!?!?!?!?!?じゃあ僕はどうすればいいんですか????0」
国語教師「どうしようもないわ。流石に3ヶ月で早慶は無理だもの。。。」
のび太「僕ならいけるはずです!!今までずっと学年トップをキープしてきました!これから入試まで毎日18時間勉強します!!!お願いします先生!僕を合格に導いてください!!」
国語教師「1日18時間ですって・・・?東大志望ですらそんなにやってないわよ。あなたに超長時間の勉強が耐えられるかしら?」
のび太「やるしかない。やるしかないんだ。」
国語教師「そうね・・・。一般に早慶に受かるには2500時間の勉強が必要と言われているわ。でも入試日まで100日しかない。1日18時間やっても1800時間しかできないのよ。でももしかしたら1800時間でもワンチャンあるかもしれないわ!」
のび太「じゃあ今すぐ青チャやります!!」
国語教師「頑張って!あたしは職員室にいるから分からないところは聞いてね」
でも好きやで
そうしていよいよ合格発表の日を迎えた。
のび太「受かった・・・。受かったぞ!!!!!いええええええええい!!!!!!」
ジャイアン「死ねよガリ勉。焼きそばパン買ってこい」
スネ夫「僕だってママにお金払ってもらって慶応裏口入学したもんねー」
シズカ「のび太さんって最低。人前であんなに喜んで。落ちた人の気持ちも考えられないの?」
デキスギ「うわーーん滑り止めの東洋大学に落ちちゃったよーーー( ;∀;)」
こうしてなんとかのび太は慶応理学部に受かったのでした。
~ザ・エンド~
センスあるよ
引用元: http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/jsaloon/1552195247/
コメントを残す